美味しい進化がとまらない 川島町のいちごスイーツ大集合
農業がさかんな川島町では、60年以上も前からいちご栽培が営まれています。旬を迎える12月から5月にかけては、農園の直売所がオープン。とれたての味を求めて、たくさんの人で賑わいます。ここ最近は、いちごスイーツも続々登場! いちごの魅力を心ゆくまで堪能できます。
生産者の工夫がキラリと光る、絶品いちご
川島町では、生産者がそれぞれに趣向を凝らしていちごを栽培しています。そのなかから、2件の生産者をご紹介します。
Strawberry Hunt
「Strawberry Hunt」(ストロベリーハント)の松上さんは「町に受け継がれてきたいちご栽培を絶やしたくない」との思いから、2010年に農業の世界へ。1メートルほどの高さの栽培ベンチを使った「高設栽培」を取り入れ、爽やかな酸味のある「紅ほっぺ」と柔らかな果肉の「あきひめ」を中心に育てています。
ビニールハウス内はこまめに換気して室温を調整。こうすることで完熟が促されて、甘みを最大限に引き出せるのだとか。
食べごろを迎えたその日に直売所に並ぶのも嬉しいところ。完熟いちごを求め、県外からも多くの方が連日訪れます。加工品も充実しており、いちごアイスを挟んだクレープやもなかはテイクアウトにもぴったり!
<施設情報>
【施設名】Strawberry Hunt
【所在地】川島町上小見野 1072
【電話番号】049-297-7909(営業日のみ対応)
いちごファクトリー
三代続く農家「いちごファクトリー」の最大の売りは、はちきれんばかりに実った「とちおとめ」。大ぶりとされる標準出荷規格「3L」サイズをはるかに凌ぎ、一口では頬張りきれないほど。規格外の大きさは、手間ひまかけた土づくりのたまもの。
堆肥や米ぬかなどの有機物を含んだ土壌に整え、いちごに与える水は地下88メートルから汲み上げています。過去には、一粒100グラムオーバーの“横綱級”が誕生したこともあったそうです。
【施設名】いちごファクトリー
【所在地】川島町大字上八ツ林 220-2
【電話番号】049-297-0471
産地直送のとれたていちごが至福のスイーツに
いちごが旬を迎えると、それを使ったスイーツも充実。和菓子から洋菓子まで、幅広く楽しめます。
いちご大福
地産品を使ったうどんやお菓子を製造する「かわじま工房」。販売先のJA川島農産物直売所には、地元の“おかあさん”たちが手づくりした野菜まんじゅうやいちごジャム、味噌などがズラリと並びます。
いちごのバウムクーヘン
醤油の製造・販売を手がける老舗「笛木醤油」からは、いちごのバウムクーヘンが登場(ホール1,550円、カットバウム280円)。自社工房で焼き上げる「木桶バウム」シリーズの季節限定フレーバーで、材料の半分をいちごピューレが占めています。
【施設名】笛木醤油
【所在地】川島町上伊草660 金笛しょうゆパーク
【電話番号】049-297-0917
いちごのシフォンサンド
「ゆきえ工房」は、いちじく農家の中島夫妻が切り盛りするシフォンケーキ専門店。店内にはアットホームな空気が満ちています。
【施設名】ゆきえ工房
【所在地】川島町上伊草 1013-1
【電話番号】090-4545-7854
いちごのジェラート
写真映えするイタリアンジェラートで注目を集めているのが「ASANOHA」(アサノハ)です。
<施設情報>
【施設名】ASANOHA
【所在地】川島町下狢445-5
【電話番号】049-298-4568
川島町のいちごは、とれたてはもちろんのことスイーツも一級品揃い。味わうほどにあなたの知らない町の魅力が見えてくるかも⁉ぜひ一度味わってみてください。