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350台以上のオールドカーが集結!『CAR FESTIVAL in KAWAJIMA』

11月に町制施行50周年を迎えた川島町。10月だけで3つのイベントが開催されました。今回は、1023日(日)に開催された『CAR FESTIVAL in KAWAJIMA』をご紹介したいと思います!

  2回目の開催となった、略してカーフェス。前回を上回る350台以上の車が集結するとのことで、あまり車には興味が無かった私ですが、だからこそ感じられることもあるかも!と思い行ってきました。

 

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 10時オープンでしたが、10時半過ぎには既に満車の駐車場も!そして、道路には駐車待ちの車が列になっていました。会場となった川島町役場の周辺は、長閑で車通りも少ないので、今まで見たことのない光景に驚きました。

 

 駐車場に着くと、早速オールドカーがお出迎え!ここで、カーフェスの楽しみ方の一つ。駐車場にも展示していた車なのか、同じようにオールドカーを愛するお客様が自慢の車で来場されていた車なのかは不明ですが、いざオールドカーを目の前にすると、古き良き素敵な雰囲気の車に、早速ときめきスイッチ入りました!

 

 いよいよ会場へ。いつもは何ともない川島町役場の壁面や芝生が、よりオールドカーを映えさせていたように思います。そこが役場前であることを忘れる位。車だけではなく、トラックやバイクも展示されていました。外車に日本車、見た目が美しい車、構造が面白い車などなど、様々な車が展示されており、見て歩くのが楽しかったです。

                    

 

 出展者のほとんどが埼玉を中心とする関東圏でしたが、愛知県ナンバーを目撃しました!以前、オールドカーを所有している方に、エンジンの都合で高速を使用できないことから、遠征する時でも一般車道を使用すると聞いたことがあります。愛知からだと何日かけていらしたのでしょうか。それほどまでに情熱が注げるものがあるって、どこか羨ましい気持ちにもなりました。

 

               

 

会場には雑貨販売コーナーもあり、トミカやミニ四駆などが売られていました。そこには、目を輝かせるおじさま達。まるで少年のような姿がありました。親子でどれが良いかなと選んでいる家族もいて、世代を超えて楽しめるのも良いですね。展示されている車が掲載されたパンフレットも販売されていました!

 

 車の近くでは、持ち主がくつろいでいたり、お客様と会話していました。ご自分の愛車を見てもらい語ることは、さぞ誇らしいことでしょう。そして、仲間同士で再会を喜び語り合う様子もありました。川島町を介して、発見やコミュ二ティが広がることは、町民として嬉しいことです。

 

会場を後にした帰り道で、駐車場で見かけた可愛い車達が列になって帰っていくところに遭遇。これもまたこのイベントの楽しみ方かも知れません。

きっと、中には見た目だけでなく、エンジン音が好きという方もいるでしょうから、ファッションショーのように、オールドカーショーがあっても面白そうですね。夕日が沈む景色が綺麗なこの時期、夕焼けをバックにした様子もまた素晴らしかったと思います。会場周辺に建物が無い川島町だからこそできる演出かと。

 

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 秋晴れの中、車のロマン溢れるイベントでした。この日、川島町には350台以上のクラシックカーが走っていたことを想像するとイベントが終わった今でも心が弾みます。

 

冒頭で、車に興味が無かったと過去形にしていますが、カーフェスですっかりオールドカーに魅了されました。『CAR FESTIVAL in KAWAJIMA』は、今後益々、関東を、いや日本を代表するオールドカーイベントになるのではないでしょうか。

 

 

川島町地域ライター 笛木由美